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  • 2025.1.26

ハムスターが旅立ったとき、広島在住の私が火葬を選んだ理由

ハムスターとのお別れ

小さなペットが亡くなったとき、どうやってお見送りをすればいいのだろう?

小動物の見送り

ハムスターや小動物を家族として迎えている方にとって、その死は避けられない現実です。しかし、いざその時が訪れたとき、私たちはどのように向き合えば良いのでしょうか。

ペットが亡くなった際、感情の整理がつかないまま、具体的に何をすれば良いのか分からなくなることも少なくありません。また、他人から「小さな動物だから」と軽く扱われる言葉に傷つくこともあるでしょう。

ハムスターの死を経験した美咲さんの話

広島市在住の美咲さん(仮名・26歳)は、家族同然に可愛がっていたハムスターが突然亡くなったとき、深い悲しみに包まれたと語ります。

「朝起きて、いつものようにケージを覗くと、ミミの様子がいつもと違っていることに気づきました。普段なら私がケージを覗くと嬉しそうに動き回る元気なミミが、まるで眠っているようにじっと動かなくなっていたのです。」

「もちろん最初は信じられず、以前動物病院の先生から聞いた疑似冬眠を疑い、温めたり、何度も声をかけたり触れたりしました。しかし、全身が固くなっていて、どれだけ呼びかけても反応はなく……」

自治体サービスと火葬の選択

美咲さんは、まずインターネットでペットが亡くなった際の対応について調べました。自治体の運営するペットの合同火葬サービスも見つかりましたが、それを選ぶことはできなかったといいます。

「調べているうちに、『法律上、ペットの遺体は一般廃棄物として扱われる』という事実に衝撃を受けました。彼女は私にとってゴミなんかじゃないんです。一緒に過ごした大切な時間が軽んじられるように感じてしまって……」

ペット火葬の選択肢

さらに、美咲さんは合同火葬の場合、お骨が戻ってこないことを知り、最愛のミミちゃんを手元に残せないことに心が痛みました。

「彼女の存在を形として残しておきたいという気持ちがありました。合同火葬ではお骨が戻ってこないと聞いて、自分の気持ちにどうしても合わないと感じました」

美咲さんにとって、火葬や供養は、ミミちゃんへの深い感謝を込めた大切なお別れの形でした。

納得のいくお別れの方法を選ぶ

その後、美咲さんは、お骨を手元に残せる当斎場を見つけました。敷地内にはペット専用の納骨堂や樹木葬もあり、最愛のミミちゃんを感謝の気持ちとともに丁寧に送り出すことができると感じたからです。

納得のいくお別れ

火葬車を選ばなかった理由

美咲さんは火葬車のサービスについても調べましたが、選択肢から外したといいます。

「自宅の駐車場でお別れするのは、日常の延長のように感じてしまって、彼女にふさわしい特別なお別れではないと感じました。また、調べるうちに埼玉県で火葬車による火災事故の記事を見つけ、火葬車は道路使用許可を得ていない場合は違法になる可能性があると知り、不安を覚えました」

「結果として専用の施設でしっかりと供養することで、彼女への感謝の気持ちを伝えられ、納得のいくお別れができました」

理解されない悲しみ

美咲さんは、ミミちゃんが亡くなったことを会社の同僚に話した際に、予想もしなかった反応を受けたといいます。

「『たかがハムスターじゃない』って言われたとき、胸がギュッと痛くなりました。その人にとっては小さな動物に過ぎなくても、私にとってはかけがえのない家族だったんです」

他人からの無理解な態度に傷つきながらも、美咲さんは、自分がミミちゃんをどれだけ愛していたか、その気持ちを大切にしようと思いました。

「他人に理解してもらえなくても、私が彼女をどれだけ大切に思っていたかは私が一番知っています。無理解な反応に悩んだ時期もありましたが、そう悩むこと自体が彼女との絆を揺るがしてしまう気がして、自分の気持ちを大切にしようと思いました。」

同じ経験を持つ方へのアドバイス

ハムスターは空へ

自分を責めない

「もっと早く気づいてあげられたら」と後悔する気持ちは自然なことです。でも、それはそれだけ愛情が深かった証拠です。美咲さんも「自分を責めるのをやめたとき、少しずつ前を向けるようになった」と語ります。

落ち着いて選択を

火葬や埋葬の方法は一つではありません。焦らずに、自分にとって納得のいく選択を探してみてください。

理解してくれる人に相談する

「他人に分かってもらえないと感じたら、同じような経験を持つ人に相談するのがいいと思います」と美咲さん。「ネットのコミュニティや友人の中に、きっと共感してくれる人がいます」

最後に

専用の施設での火葬や供養のひとときを通じて、ミミちゃんを送り出す中で、悲しみが少しずつ癒され、「ありがとう」と感謝の気持ちを持てるようになったと語ります。

「彼女がくれたたくさんの癒しに、しっかりとお礼を伝えることができました。それだけでも、少し気持ちが楽になりました」

あなたが大切な家族を送り出すとき、少しでも穏やかな気持ちで見送れることを願っています。

広島 小田ペット葬祭

執筆者:西本かおり

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