- 2025.2.23
ペットのお葬式完全ガイド|費用・流れ・後悔しないポイント

大切な家族の一員であるペットが亡くなった際、どのように見送るべきか悩まれる方も多いでしょう。この記事では、ペットのお葬式に関するさまざまな疑問を解消し、火葬の種類、費用、信頼できる業者の選び方について詳しく解説します。ペットとの最後のお別れを心残りなく温かく送るための参考になれば幸いです。

広島県広島市生まれ、大学で東京に行くが広島が好きすぎて卒業後すぐに故郷広島に帰る。
子供のころから猫を飼っており無類の動物好き。最近は猫2匹、オカメインコ、フトアゴヒゲトカゲ、犬という構成で生活してます。
資格:動物葬祭ディレクター
目次
ペットのお葬式の種類と費用|選び方のポイントも解説

ペットのお葬式には「合同火葬」と「個別火葬」の2種類があります。それぞれの特徴や費用を理解し、ペットとの最後のお別れを後悔のないものにするために、最適な方法を選びましょう。
合同火葬とは?特徴と費用

合同火葬は、複数のペットを一緒に火葬する方法です。
【特徴】
・個別火葬に比べて費用を抑えられる(1万円~3万円程度) ・火葬後に遺骨の返却は不可 ・火葬の日時をご家族に事前に伝えないケースが多い
合同火葬後のご遺骨の扱いについて
例えば広島市の市営火葬場では、合同火葬後の遺骨は県外に運ばれ、指定の供養塔に納められます。これは、市営火葬場が個別火葬に対応していないため、飼い主様が遺骨を手元に残す選択肢がないことを意味します。
※広島市の市営火葬場では、合同火葬のみ実施されています。
個別火葬に比べて費用を抑えることができますが、複数のペットを同時に火葬するため、火葬後に遺骨を返却してもらうことはできません。ペットの火葬後の供養方法はさまざまな選択肢があるため、家族間で事前に話し合い、希望を共有しておくことが大切です。 どのような形で供養するかを決めておくことで、後悔のないお別れができます。
合同火葬を選ぶ際の注意点
合同火葬は比較的費用を抑えられる一方で、火葬後の遺骨の扱いが限定されるため、事前に確認しておくことが大切です。 【確認すべきポイント】
・火葬後の供養方法(どこに納められるのか?お参りに訪れることができる距離なのか?) ・市営火葬場や民間の火葬場では、火葬の日時をご家族に事前に伝えないケースが一般的 ・ペットの種類やサイズによる費用の違い
個別火葬とは?特徴と費用相場

個別火葬は、ペット1匹ずつ火葬を行い、遺骨を飼い主様に返却する方法です。 広島市内では、多くのペット火葬業者が個別火葬のサービスを提供しています。
個別火葬の種類と違い
【立会火葬】:飼い主様が火葬に立ち会い、収骨まで見届ける方法。 【おまかせ火葬】:飼い主様の立会いなしで、業者が火葬と収骨を行い、後日遺骨を返却。 ※移動火葬車による火葬も、【おまかせ火葬】に該当する場合があります。
個別火葬を選ぶべき理由
当斎場に寄せられるご相談の中で特に多いのが
「お骨が返却される個別火葬を知らずに、市営や民間の合同火葬を選んでしまい、後悔している」というお声です。
「火葬後にお骨が戻らないことを知らなかった」 「合同火葬後、どこで供養されているのかわからず、不安になった」 「後になって『個別火葬にすればよかった』と後悔している」
ペット葬儀後の供養方法

ペットの葬儀後、納骨の方法にはさまざまな選択肢があります。家族で話し合い、最適な供養方法を選ぶことが大切です。
納骨の方法|後悔しない供養の選び方
ペットの葬儀後、遺骨の供養方法にはいくつかの選択肢があります。供養の仕方は飼い主様の想いやライフスタイルによって異なりますが、大切なのは「ペットを心穏やかに偲ぶことができる環境を選ぶこと」です。
ペット専用納骨堂|安心して供養できる選択肢
ペット専用の納骨堂は、適切な環境で遺骨を管理し、長期的に供養できる施設です。当霊園では、清潔で落ち着いた空間を提供し、大切なペットを丁寧にお守りします。
【ペット専用納骨堂のメリット】
供養の専門スタッフが管理:遺骨の管理や供養を専門スタッフが行うため、安心して任せられます。
いつでもお参りができる:自宅での供養とは異なり、きちんとした供養の場を確保できる。
家族みんなで供養できる環境:ご家族や他の飼い主様と供養の時間を共有できる。
ペットを心を込めて弔いたい方にとって、納骨堂は「大切な思い出を安心して残せる場所」となります。
樹木葬|自然に還る供養方法

ペットの供養方法として近年注目されているのが、「樹木葬」です。遺骨を土に還し、木や花とともに供養する方法です。
【樹木葬のメリット】
自然と一体になれる:大地へ還るという考え方に共感する方に人気。
環境に優しい:墓石を使わず、自然と共存できる供養方法。
費用を抑えられる:個別の墓石を建てるよりも費用が安価なケースが多い。
当霊園では、ペットの樹木葬もご案内可能です。「自然の中で静かに眠らせてあげたい」という方は、ぜひご相談ください。
自宅供養|いつもそばに感じられる供養方法
ペットの遺骨を自宅に安置し、身近で供養する方法です。
「いつでもそばに感じたい」「家族の一員として、自宅で見守り続けたい」と考える飼い主様に選ばれています。
【自宅供養のメリット】
いつでもペットを感じられる:遺骨を自宅に安置することで、ペットがそばにいるような安心感が得られます。
自由な供養ができる:決まった形式に縛られず、自分なりの供養ができる。
ご家族との共有が大切:長期的に自宅で供養する場合、将来的に誰が管理するのかを家族で話し合っておくと安心です。
<遺骨の管理が必要:年月が経つと、骨壺に埃がたまることもあります。定期的なお手入れを心がけましょう。
万が一の際の対策も検討:飼い主様が突然亡くなった場合、遺骨の扱いに困るご家族もいらっしゃいます。事前に供養の方針を決めておくと安心です。
供養の方法に迷った場合は、「いつでもお参りができる環境」「長期的に供養できる方法」を考慮することが大切です。当霊園では、ペット専用の納骨堂と樹木葬を用意しており、それぞれのご希望に合わせた供養をご提案しております。詳しくはお問い合わせください。
定期的な法要

小田ペット葬祭では、定期的に合同法要(供養祭)を開催し、亡くなったペットたちの供養を行っています。
法要に参加することで、ペットの冥福を祈り、心を落ち着かせる機会になります。
【定期的な法要のメリット】
継続的に供養ができる:一度の葬儀だけでなく、命日や特定の時期に改めて供養できる。
ペットロスの癒しに繋がる:他の飼い主様と供養の場を共有することで、悲しみを分かち合える。
僧侶による読経・供養:手厚い供養を受けられるため、心の整理がしやすい。
法要の内容は霊園によって異なりますが、一般的には以下のような形で執り行われます。
【合同法要の一般的な流れ】
僧侶による読経
焼香・献花
ペットの名前を読み上げる追悼の時間
メッセージカードや供養の灯明などの設置
法要は必ず参加しなければならないものではなく、飼い主様の気持ちに寄り添った形で自由にご参加いただけます。
法要(供養祭)の申し込み方法
法要の日程や参加方法については、小田ペット葬祭のホームページやお電話にてご確認いただけます。 当斎場では定期供養を実施しておりますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
大切なペットとのお別れを後悔しないために
もちろん、ペットのお見送りの方法に正解はありません。しかし、 「大切な家族として、最後までしっかりと弔いたい」と思われる場合は、後悔のないお別れができるよう慎重に選択することが大切です。
ペットとの最後の時間をどう過ごすか、納得のいく形で見送るために、 当斎場ではグリーフケア(大切な存在を失った悲しみに寄り添い、心のケアを行うこと)の知識を持つスタッフが、心を込めてサポートいたします。
「本当にこの選択で良いのか?」と迷われる方も、ぜひ一度ご相談ください。 大切なペットとのお別れが、後悔のないものになるようお手伝いさせていただきます。